
水道水とミネラルウォータの違いとは?
人間の体のほとんどは水で出来ています。
胎児では体重の約90パーセント、新生児では約75パーセント、児童では約70パーセント、成人では約60~65パーセントの比率になります。
細胞も常に水で満たされておりタンパクの合成など重要な役割を果たしています。
このように人体にとって水は不可欠であり、生命活動をする上で重要な役割を担っています。
日本は水道の蛇口をひねれば、飲料水が出るという世界でも数少ない安全な水を提供できる国です。
発展途上国では安全な水の確保ができない国もたくさんあるのです。
水道水は人工的に作られた水ではありません。
水道水は何の成分も含まれていないように思いますが、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどの成分が含まれています。
水道水の水の成分は同じですが、ミネラルウォーターとの違いは、消毒や殺菌のために塩素を使用しているかどうかということです。
水道水は独特のカルキ臭が出ていますが、これは塩素のにおいではなく塩素が細菌との反応することでカルキ臭を発生しているのです。
細菌が多いほど塩素との反応多くなり、カルキ臭も強くなります。
ミネラルウォーターのミネラル(Mineral)とは英語で無機化合物、鉱物資源の意味です。
カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムの事です。要するにミネラルウォーターの水成分は水道水の成分とまったく同じなのです。
水道水とミネラルウォータの違いは繰り返しますが、塩素消毒・殺菌がされているかいないかだけなのです。