
ミネラルウォーターと普通の水の違い
ミネラルウォーター(Mineral water)とは、容器入り飲料水のうち、地下水を原水とするものを言います。
日本では特に、原水の成分に無機塩添加などの調整を行っていないものは、ナチュラルウォーターもしくはナチュラルミネラルウォーターと呼んでいます。
一方、原水が地下水でないものは、ボトルドウォーターとも呼んでいます。これらの区分については、農林水産省がガイドラインを定めています。
もう少し分類して見てみますと次のようになります。
ナチュラルウォーターとは
特定の水源から採水された地下水をろ過、沈澱、加熱いずれかの殺菌を施したものです。
ナチュラルミネラルウォーターとは
自然の状態でミネラルが溶け込んだものです。
ミネラルウォーターとは
複数の地下水を混ぜるか、地下水に人工的にミネラル分を微調整したものです。
ボトルドウォーターとは
上記三つに当てはまらず、食品衛生法に基づく殺菌処理がなされた水です。
要約して言えばミネラルウォーターとは、水源が「地下水」であり「殺菌処理」されたものを言います。
水道水に比べて、ミネラル分が低いのでミネラルを入れた水でも、ミネラルウォーターになる訳です。
ボトルドウォーターに至っては、基準に達していれば川の水や、水道水を入れて売っても問題ないことになります。
少し定義が曖昧であり、難しいですが、言えることは、ミネラルウォーターは水道水の成分とまったく同じであり、人工的にミネラルを微調整したものです。