

本物のいぐさで作られている畳収納
建材というものは、冬は暖かく夏は涼しく過ごせるものが最も適しています。
冷暖房効率も上がることから、省エネにもつながります。
昔から日本の和室には、こういった状況がありました。
その理由が、いぐさを使った畳にあります。
よく呼吸をしているとも言われますが、いぐさを切ってみると、内部はスポンジ状になっており、多くの気泡を持っています。
このスポンジ状の部分が、空気を浄化し、湿気を吸ったり吐いたりと呼吸をしているのです。
そのため、冬は暖かく感じ、夏は涼しさを醸し出すものになってくるのです。
残念なことながら、日本の居間に畳の姿は見かけなくもなってきました。
掃除するということだけを考えれば、モップなども使えるフローリングはとても便利だからです。
ですが、日本人であるならば、その中にも畳の空間がほしいところです。
ござなどを敷く方もいますが、収納にも使え、腰かけてソファーの代わりにもすることができる畳収納は、畳の特性も兼ね備えています。
本物のいぐさを使用しているため、きちんと呼吸もしてくれますし、大容量の収納スペースは、重量物を簡単にしまうことにも適しています。
天板の畳も大きくはありませんので、陰干ししたいと思ったときにも簡単です。
畳収納はとても清潔に使うことができる優れものでもあるのです。