

インテリアを崩すことなく、収納畳が大きな収納空間
収納スペースということを考えた場合に、現在の住宅事情はあまりすぐれているとは言えません。
昔のように、押し入れがあり、納戸がありと、何かとしまう場所がありましたが、現在はできるだけシンプルに見せるようにするために、壁に収納を埋め込んだりするため、外に物を出せず、ものをしまいにくかったりするのです。
壁側に収納があるため、そこに棚などをつけるわけにもいきませんから、どんどんしまうスペースは減っていくのです。
そこで外に収納ボックスなどを置くことになるわけですが、シンプルさを失わないように置くということはとても難しい物です。
衣装箱などは安価で済みますが、見た目の野暮ったさはぬぐいきれません。
どんなに高級なカラーボックスなども、見た目に収納だとわかる以上同じようなものなのです。
そこで、インテリアを崩さず置くことができるスペースに、収納畳があります。
フローリングにもマッチするような色使いになっていますし、天板の畳を外せば大きな収納スペースになります。
重量物を入れる際にも、持ち上げる手間などが最小限で済むために、簡単にしまうことができます。
本物のいぐさで作られた畳は、和室の空間を演出できますし、一段高くなっているためにソファーにもなります。
組み合わせ次第では、和の居住空間を作り出すことも可能なため、隠す収納としてとても優れているといえるのです。