

畳の歴史と高床式ユニット畳
高床式ユニット畳という商品がありますが、元々畳の歴史は古く、古事記に「畳」という言葉が出てきています。
その頃の畳とはムシロのようなものであり、現在のような形になったのは奈良時代からになるそうです。
奈良時代には権威を象徴するものとして畳が使用され、平安時代には貴族の住宅で板敷の床の一部に敷き、寝具として使用されていたようです。
現在のユニット畳に近いですね。
そして鎌倉時代には武家屋敷などに現在のような敷きつめる方法の畳となり、江戸時代以降に庶民の住宅にまで普及していきました。
現代では畳の家は古い家という印象があり、フローリングが一般化してきました。
しかし、家に畳の部屋がなくてもユニット畳や高床式ユニット畳という商品の人気は高いです。
古来2000年近く日本人と共にあった畳です。
その悠久の歴史が日本人のDNAを揺り動かし、畳に深い愛着を感じさせるようにしているのかもしれません。
フローリングの部屋にユニット畳や高床式ユニット畳があるだけで落ち着く気持ちなることができるのも頷けます。
湿気が多く、夏暑く冬寒い日本の気候の下では、古くから畳は住宅に不可欠でした。
畳に調湿・断熱効果があるからです。
他にも、畳には防音効果や、空気清浄効果もあります。
現在では畳の効果が世界的にも認められています。
すべの部屋が洋間フローリングの家で、ユニット畳や高床式ユニット畳で活用し、和の空間を創り出してみてはいかがでしょうか。