

収納スペースを持つ畳収納
畳というものは、日本人の生活から切り離せないものでもあります。
現在は、フローリングなどが主体になってきてはいますが、それでも和室の存在はなくてはならないものの一つでもありわけです。
そんな畳には、日本独特の文化がいろいろと隠されており、一般的に敷く場合には、祝儀敷きと呼ばれ4枚の角が一か所に集まらないように敷かれます。
逆に、縁起が悪いことが起きた場合には、角を集めて敷きなおす不祝儀敷きなどという作法も存在するのです。
そんな生活の中にある畳も、フローリングが主体になり、畳収納という形でも復活しつつあります。
収納スペースを備えた箱状になっている畳であり、存在を目立たせることなく畳を使う方法として便利なものです。
一段高くなることで、ソファーのように腰かけるようにも使えますし、四角く集めれば一般的な畳敷きと同じように一つの空間を演出することもできますし、縁起に合わせて作ることも可能です。
フローリングの洋間は、掃除は楽なのですが、押し入れなどのスペースがとられていなかったりするため、見た目にはすっきりとしていいのですが、物を収めるという部分では使い勝手はよくなかったりします。
賃貸などでは部屋を改造することもなく、床側に収納スペースを作れる畳収納の存在は、貴重な収納空間になってくれるのです。