

畳の機能も兼ね備えている畳収納
畳といえば、日本の建築にはなくてはならないものです。
昔からあるから畳を使っているというだけの意味ではありません。
床板よりも弾力性があり、保湿性があるために室内の環境をうまくコントロールできるものなのです。
そのため、空気浄化の作用などもあるため、室内空間の床材としては、とても優れた存在なのです。
最近は、床材も優れたものも増え、床暖房などの設備をつけたりするせいで、家屋にとって畳はとても重要な存在であるとわかっていても、使えないようなところも増えてきました。
そこで出てきたのが、畳収納です。
フローリングなどの床材の上に置くことができるボックス上の畳収納は、ただの畳ではなく、優れた収納スペースにもなります。
天板の畳を外すだけですから、使い勝手もとてもいいものです。
一般的なボックス収納に比べて、目立たないだけではなく、一段床上げをした畳として使っていけますし、レイアウトも自由に行えます。
うまく活用すれば、目につきにくい収納スペースというだけではなく、間仕切りの少ない洋間の中に、昔ながらの畳敷きの空間を作り上げることもできるのです。
畳収納だからと言って、畳独特の弾力性もありますし、本来持っている保湿性も兼ね備えています。