

畳収納ボックスとして
日本固有の文化である畳は、使われる地区や建物によってサイズの規格が違うということは知っていそうで知らない事実です。
よく言われるものに、団地サイズと呼ばれるものがありますが、一般的な江戸間と呼ばれるサイズよりも一回り小さくなります。
いくつか説がありますが、長さの単位である1間を181.8cmと計算するのではなく、建築で用いられるようなメーターで管理しやすい180cmとしたため、小さくなったのではないかといわれています。
こういった規格の統一は、生産速度にもかかわることですから、かなり重要な点でもあるわけです。
現在ではフローリングが主流になり、日本の単位である尺や間などはもっと珍しくなってきてもいます。
そんなフローリングであっても、日本人としては畳が恋しい部分もあり、メーター換算になり、好きなサイズが選べる置き畳なども販売されるようになりました。
ですが、フローリングなどの洋間にした場合には、押し入れなどが作られなくなったりしたため、収納スペースなどの問題も出てくるようになりました。
畳収納はそういった背景から、置き畳に収納スペースを与えるような形になっています。
ソファーのような使い方もできますし、中のスペースもかなり大きなものになっているため、収納ボックスとしても高機能になっているものなのです。